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台風の名前は誰が決めるの?最新台風や今年発生した名前を一挙公開!

      2017/09/24

夏の天気予報でよく耳にするのが「台風発生」のニュース。
台風は熱帯低気圧の仲間ですが、中心付近の最大風速が毎秒17.2m以上になると台風と呼ぶようになり、台風誕生の瞬間でもあります。
日本では「台風○○号が発生しました!」というように、台風に番号をつけて呼んでいますが、実はキチンとした名前がつけられています。
日本ではあまり馴染みがないのですが、ネットの台風情報では、正式名称が掲載されているので確認してみて下さいね。
でもいったい誰がどうやって名前をつけているのでしょうか?
そこで今回は
台風の名前の付け方について見ていきましょう!
そして、おまけとして最新の台風や今年発生した台風の名前も載せておきますね。

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台風の名前の付け方

台風の名前
日本の気象庁が台風につけているのは、その年の発生順に1号、2号、3号といった番号制度です。
これとは別に、船舶への通知や国際的に使用するために「アジア名」がつけられています。
では、どのようにして「アジア名」がつけられているのか見ていきましょう。

台風の名前は台風委員会がつける

1950年頃、台風は日本を占領していたアメリカ軍が女性の名前をつけていました。
1968年になると、主にアジア地域からなる国が加盟し「台風委員会」を設立し、アジア各国の防災意識を高めることなどを目的として、台風の名前をアジアらしいものにしようと動き出しました。

まず名前を決めるにあたり、「動植物や自然現象に関係する名前」という条件で、各加盟国は自国の言葉で10個の台風の名前を提案し、最終的に計140個の名前を登録することになりました。
そして、台風が発生すれば登録した台風の名前を登録順に使い、最後まで使うと最初の名前に戻す、といったルール決めをしたのです。
2000年(平成12年)の台風1号に「ダムレイ」と名付けて以降、そのルールで台風に名前がつけられています。

台風委員会の加盟国(14カ国)
カンボジア、中国、北朝鮮、香港、日本、ラオス、マカオ、マレーシア、ミクロネシア、フィリピン、韓国、タイ、アメリカ、ベトナム

毎年平均して25~26個の台風が発生することになるので、約5年間で一巡することになります。

領域内で発生した台風に名前をつける

加盟国で用意された140個の名前を順番に使い、台風にアジア名をつけることが出来るのは、北西太平洋または南シナ海の領域で発生した台風に限ります。
(※北西太平洋は、東経180度より西側で赤道より北側の太平洋になります。)
台風の発生場所
ただ例外が2つあります。
名付けのエリア外(北西太平洋や南シナ海の領域外)で発達した熱帯低気圧が、北西太平洋や南シナ海の領域内に移動し台風になった場合には、この台風にアジア名は使わず、各領域を担当する気象機関でつけられた名前を引き続き使うことになります。
2015年の台風でいうと、台風12号の「ハロラ」と台風17号の「キロ」が該当します。
大きな災害をもたらした台風に関しては、加盟国からの要請で、今後その名前は使わなくなるとのことです。

日本が提案した名前とその理由

日本が台風委員会に提案し登録されている台風の名前は計10個あり、下記の通りです。

①テンビン ②ヤギ ③ウサギ ④カジキ ⑤カンムリ ⑥クジラ ⑦コップ ⑧コンパス ⑨トカゲ ⑩ハト

それぞれの名前は星座からきています。
テンビン座やヤギ座は分かるとしても、コップ座やコンパス座、トカゲ座は一般の人には馴染みのない星座です。
どういった基準で選んだのか気になるところです。

ある説には、台風が発生するとまず影響を受けるのが船舶と連想し、昔の航海には星や星座が重要だったことから、台風の名前に「星座」を用いたといわれています。

そして「星座」の中でも企業名や商品名に使われにくい名前を持つ星座が選ばれているのは、もし企業名と同じ名前の台風が大きな被害をもたらしたとなると、その企業のイメージダウンにつながる可能性があるからともいわれています。
それに加えて、他国でも発音しやすい名前を選んだとも考えられています。

なんとも日本らしい思慮深さを感じられますよね。
ただ、日本に上陸した台風の名前が「トカゲ」だったら「今、○○県にトカゲが上陸しました!」となるわけで、ちょっと緊迫感がないですね(笑)

最新の台風の名前

現時点での最新の台風は、2017年の9月12日に発生した台風19号です(9月12日時点)。
台風19号の名前はDoksuri(トクスリ)と名付けられ、韓国では「鷲(わし)」という意味になります。

先日消滅した台風18号の名前はTalim(タリム)と名付けられ、フィリピンでは「鋭い刃先」という意味です。

台風は消滅する前には、熱帯低気圧か温帯低気圧に変わります。
その理由はこちらの記事を⇒ 熱帯低気圧と温帯低気圧の違いは?台風が温帯低気圧に変わる理由は?

ちなみに今年の台風1号の名前は、2017年4月26日に発生した「ムイファー」(※マカオの梅の花)です。
そして、2017年に発生する台風の中で、日本の名前が付きそうなのは、台風13号のハトと台風27号のテンビンになります。

では続いて、今年発生した台風の名前を載せておきます。

今年(2017年)の台風の名前

昨年2016年に発生した台風は計26個。二パルタック(台風1号)から始まり、ノックテン(台風26号)で終わったため、今年は、ムイファー(台風1号)から始まることになります。
以下に、現在までに発生した台風の名前を一覧にしておきます。(9月12日現在)

【2017年の台風の名前一覧】

号数 名前 意味
台風1号 ムイファー 梅の花
台風2号 マールボック 鳥の名前
台風3号 ナンマドル 遺跡の名前
台風4号 タラス 鋭さ
台風5号 ノルー のろじか(鹿)
台風6号 クラー ばら
台風7号 ロウキー 男性の名前
台風8号 ソンカー さえずる鳥
台風9号 ネサット 漁師
台風10号 ハイタン 海棠
台風11号 ナルガエ つばさ
台風12号 バンヤン 木の名前
台風13号 ハト はと座
台風14号 パカー 淡水魚の名前
台風15号 サンヴー さんご(珊瑚)
台風16号 マーワー ばら
台風17号 グチョル うこん
台風18号 タリム 鋭い刃先
台風19号 トクスリ 鷲(わし)

最後にひとこと

夏から秋にかけて多く発生し日本に接近してくる台風。
接近してきても、まだまだ台風は離れているから大丈夫!とは思わないで、強風や高波、大雨に警戒しつつ、いつでも避難できるように心の準備や避難路の確認をしておいて下さいね!

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