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淀川花火大会の最寄り駅!駅から選ぶ絶景スポットを徹底解説!

      2019/07/17

関西屈指の花火大会である「なにわ淀川花火大会」。
水都大阪の中心を流れる淀川で、1時間に約2万発(※未公開)もの花火が打ち上げられ、浪速の商人(あきんど)たちをも楽しませています。
そんな淀川花火の見どころは、何と言っても夜空に咲かせる大花の多さと、昼間のように明るくなる圧巻のグランドフィナーレ。
もう「か・ん・ど・う」のひとことです!

さて、今年2019年は、8月10日(土)19:40~20:40に開催します。

毎年50万人以上もの観客が押し寄せることから、人気スポットは大混雑となることが予想されており、花火大会終了後の最寄り駅では、切符も買えずホームにも上がれない状態になる駅もあるほどです。
幸いなことに最寄り駅が多いため、どの駅で降り、どこで観賞するか、そして帰りの駅の混雑具合を頭に入れておけば、スムーズな行動ができるかと思います。
そこで今回は、
淀川花火大会の最寄り駅から選ぶ絶景スポットと題して、花火会場周辺の駅ごとの絶景スポットまでの行き方や特徴を紹介していきます。

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淀川花火大会の最寄り駅

淀川花火大会の最寄り駅
大阪市の中心を流れる淀川での花火大会ゆえに、各公共機関からのアクセスは抜群です。
このアクセスの良さを利用して、ご自分の都合の良い駅から花火スポットへ行くことが出来ます。
では各駅からの絶景スポットへの行き方とその特徴を見ていきましょう!

梅田駅 / 大阪駅から行く花火スポット

阪急電車や阪神電車、地下鉄などの各電鉄が集まる梅田駅と各路線が通過する大阪駅は、花火大会当日の夕方から混雑が始まり、淀川河川敷の梅田会場やその周りの一般無料会場に向かう方が利用する駅となります。
また阪急・阪神の梅田駅は始発駅となるために、花火終了後は非常に混雑しています。

淀川河川敷(南側)

淀川河川敷(南側)の梅田会場(有料席)または一般無料会場へは北に徒歩約20分です。
とても広い河川敷で、ド迫力ある花火が見れるということで多くの見物客が押し寄せます。
特に打上げ場所に真正面になる位置は、早い時間帯から場所取りが始まり1番の激戦スポットになっています。
警官や警備員も出動し18時以降は身動きが出来ないほどです。
そして、花火終了後は見物客が梅田駅や大阪駅になだれ込むので、時間に余裕のある方は駅周辺の飲食店でゆっくりしてから帰宅する方が良いでしょう。

梅田会場に行く地下出口

梅田の地下は慣れていないと、どこから上がればどこに出るのか非常に難しいです。
梅田周辺の地下地図を載せておくので参考にして下さいね。
(※淀川の梅田会場に行く場合、阪急電車梅田駅は【H-1】、地下鉄梅田駅は北改札から【3-6】または【3-10】、阪神電車梅田駅はJR大阪駅に出る様に地下から上がって下さい。)

コナミスポーツクラブ梅田店

花火大会の当日は、コナミスポーツクラブ会員のみに解放され、室内で快適に観賞することができます。
トイレで困ることもなくエアコンも効いているので、単に花火を見るだけなら快適そのものです。
しかし綺麗に花火が見れても、室内ということで音の迫力は半減されてしまいます。
会員の方で「快適に見たい」がキーワードならベストなスポットです。

梅田スカイビル空中展望台

花火大会当日に展望台で花火を見るためには、第二部(19時~21時)用チケットが必要です。
第二部のチケットは「チケットぴあ」で事前の「抽選式」にて販売しており、応募受付は7月16日(日)~7月30日(日)となっています。
第二部チケットの当日販売はありませんので、ご注意くださいね。
地上173mから見降ろす花火とビル群の夜景のコラボは贅沢すぎます。大切な人を誘ってみてはいかがでしょう!

大阪駅前第三ビル展望フロアー

大阪駅前ビルは第1から第4までありますが、淀川花火を楽しむなら断然第3ビルです。
第3ビルの32階・33階はレストランフロアーなのですが、東側と西側に展望フロアーが設けられているため、大阪の夜景と供に花火を観賞することができます。入場券が必要ということはなく営業時間(11:00~23:00)は無料で観賞可能です。
室内での観賞となるため、花火本来の迫力は欠けてしまいますが、夜景と花火のコラボはとてもキレイなため、カップル向けのスポットとなっています。

阪急電車「十三」駅から行く花火スポット

阪急電車の神戸線、宝塚線、京都線の各路線が集まる「十三」駅は、臨時改札が設置されるほど大混雑します。
当日は、15時過ぎにはもう混み始め、18時を過ぎると誘導員の指示が始まり、河川敷まで辿りつけない可能性もあるほどです。
当駅を利用する場合は、行きも帰りも大混雑することを覚悟して利用して下さいね。

淀川河川敷(北側)

淀川河川敷(北側)の十三会場(有料席)へは南に徒歩約15分、一般無料会場へは8分程です。
南側河川敷と同様にド迫力ある花火が見れるということで多くの見物客が押し寄せます。
ただ、南側と違う点は、無料会場は有料会場の両端になってしまい、打上げの正面の場所を解放していません。
このスポットも混雑必至なので到着が16時半を過ぎる場合は、無料スペースを探して確保するより、当日券を買って有料会場でゆっくり観覧した方が良いかもしれません。

阪急電車・地下鉄「中津」駅から行く花火スポット

阪急電車の中津駅、地下鉄中津駅は、定番の河川敷だけでなく穴場的な場所の最寄り駅になります。
阪急中津駅はホームが狭いことから花火終了と同時に大混雑し、入場制限が実施されることもあります。
帰宅時は少し時間をずらすか、梅田まで歩くと良いでしょう。

淀川河川敷(南側)

淀川河川敷(南側)の梅田会場(有料席)または一般無料会場へは北西に徒歩約10分ほどです。
十三バイバスや十三大橋周辺の南側河川敷を狙っている場合は、梅田駅や大阪駅よりも近くになりますが、場所取りの心配はありません。
有料会場に近付くにつれ屋台も出ていますので食べ歩きも楽しめます。

中津公園前河川敷

地下鉄「中津」駅から北に徒歩約6分にある中津公園。その前の河川敷や堤防沿いでもキレイに花火が見れます。
淀川河川敷(梅田会場)周辺の一般無料会場の場所取りに出遅れた場合などのサブスポットとして頭に入れておくと良いでしょう!
もしくは、河川敷方面には向かわず、本庄公園も淀川花火の穴場スポットして人気があります。
小さなお子さん連れには混雑する河川敷よりも本庄公園周辺が良いかもしれません。
本庄公園周辺は高層の建物もなくゆったり花火を観賞でき、コンビニもあるため便利な場所になります。
また公園内にトイレがあることも利点です。
帰宅時、地下鉄利用の方は「中津」駅には向かわずに、地下鉄「天神橋筋六丁目」駅へ行くと混雑を避けれます。

日本ペイントビル前

日本ペイントビル前は打上げ場所まで約500mと非常に近いため、迫力満点の花火を見上げるように観賞できます。
1時間近くも見上げるのは疲れますが、それ以上に感動します。
当ビルは、オフィスビルのために立ち入りはできませんが、混雑も少なくゆっくり観賞することができる穴場です。
またビル周辺だと水中花火は見ることができませんが、堤防沿いまで行くと見ることが出来ます。
花火終了後、阪急電車をご利用の方は、始発駅の梅田駅まで戻った方が良いかもしれません。

阪急「南方」駅・地下鉄「西中島南方」から行く花火スポット

南方駅、西中島南方駅は、淀川の河川敷まで徒歩6分と近く、花火を見る場所としては、新御堂筋(国道423号線)を挟んで西側、東側(西中島地区野球場)の河川敷が主なスポットとなります。

新御堂筋の西側の河川敷

打ち上げ場所からは少し離れていますが、花火はきれいに見ることができます。
仕掛け花火などは見にくいのは残念ですが、屋台も出ており花火以外でも楽しめますし、トイレも多く設置されていて安心です。
場所取りは十三会場に近いところから埋まっていく傾向があり、18時頃になるといい場所はなくなっています。
迫力ある花火を見たい方は早目の現地入りをした方が良さそうです。

淀川河川公園西中島地区野球場

新御堂筋の東側河川敷で、打ち上げ会場より約2,5Kmほどの位置になりますが、野球場が3面もあるほどの広さがあるために花火はきれいに見えます。ただ、新御堂筋や電車の高架が邪魔になることもあり、西側の河川敷に行く人が多くなります。
屋台は出ていないので静かな雰囲気での花火観覧ができるスポットです。
気合を入れて場所取りをする必要もなく、混雑が嫌な方にはオススメですよ!

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JR神戸線「塚本」駅から行く花火スポット

神戸方面、伊丹方面、高槻方面から来られる方で、淀川の北側スポットで観覧される場合はこの駅で下車して下さい。
駅前は東口にコンビニ、西口にはファーストフード店やスーパーがあるので食べ物や飲み物を買いこんで行くのに便利です。
西口にはロータリーがあるので待ち合わせに良いでしょう。
またアクセスが良いために花火見物客で混雑し、夕方からは交通規制が実施されています。

淀川河川敷(北側)

淀川河川敷(北側)の有料席の十三会場または一般無料会場へ行く場合は東口から出て南に徒歩約10分です。
打上げ場所に近く迫力ある花火が見ることができます。
無料会場は有料会場の両端になってしまい、塚本駅に近い無料会場は塚本河川敷になります。
大混雑してもド迫力花火が見たい方にはオススメです!

塚本河川敷

淀川北側の阪神高速池田線とJR東西線の間の河川敷になります。
塚本駅の西口から出て阪神高速の高架沿いに南に約6分。
仕掛け花火が低い位置で上がるため、高速道路の高架で見えにくくなります。
十三会場に多くの見物客が集まるために比較的混雑は少な目です。
ゆったり見たい方にはオススメします。

阪神電車「姫島」駅から行く花火スポット

阪神電車の姫島駅は普通電車しか停まらないことと、打上げ場所から離れている位置になるため、花火客は少なく空いています。
行きも帰りも花火客は少なめになり、混雑を避けて花火観賞する場合には、おすすめスポットです。

塚本河川敷や鉄橋周辺の河川敷

淀川北側の阪神高速池田線とJR東西線の間の河川敷や阪神電車の鉄橋の西側と東側にも河川敷があります。
打上げ場所から離れているため、仕掛け花火が見えにくくなり混雑は少な目になります。
賑やかな雰囲気はない分、ゆったり見たい方にはオススメです。

野田駅 / 野田阪神駅から行く花火スポット

阪神電車「野田」駅は、神戸方面から来られる方で、淀川の南側スポットで観覧される場合は、この駅または「淀川」駅で下車して下さい。
ただ当駅は区間特急が停車するので「淀川」駅よりも利用できる本数が多くなります。
また地下鉄千日前線「野田阪神」駅も乗り入れていますので、大阪市内、泉南方面の方で比較的空いている場所での花火を楽しみたい方にはおすすめの駅です。
花火終了後は駅の混雑も少ないのですが、阪神電車を利用する場合は「梅田」駅が始発駅になるために時間帯によっては満員状態で乗れないこともあります。

海老江グランド周辺

2019年度から立入禁止区域になりました
淀川南側の阪神高速池田線とJR東西線の間の河川敷になり、野田駅または淀川駅から徒歩10分ほどです。
打上げ場所までは約1kmと近く迫力ある花火が見ることができますが、仕掛け花火は阪神高速の高架で見にくくなります。
ここの河川敷は塚本河川敷と同じで、17時以降でも比較的空いており、ゆったり見たい方にはオススメです。

ここまで各駅から花火がきれいに見える場所を紹介してきましたが、注意点も見ておきましょう!

淀川花火大会の注意点

①淀川河川敷で花火を観覧される場合は、公共交通機関をご利用下さい。もしお車で来られる場合は、交通規制が実施されるエリア外のコインパーキングを利用されることをオススメします。(ただし周辺有料駐車場はすぐに満車になりますのでご注意下さい)
②河川敷の無料会場での場所取りは、当日12時以降です。それ以前の場所取りは発見しだい撤去されることもあります。
③混雑の具合により18時30分以降は、河川敷に下りられないこともあります。
④花火終了後、最寄り駅は大変混雑します。小さなお子様連れは十分に気をつけて下さい。

最後にひとこと

関西屈指の花火大会だけあって人気スポットは混雑必至です。
トイレは事前に済ませておくことも肝心ですが、夕方でもまだまだ暑いので水分補給はしっかりして下さいね!
花火終了後は屋台を楽しむなどで時間をずらして移動すればスムーズに帰宅することできますし、切符を買わずにすむICカード(ICOCA、PiTaPaなど)を利用するのも時間短縮につながります。
なにわの夏を、そして最高の花火を楽しんで下さいね!!

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