天神祭の花火を見るならココ!人気の場所や穴場を徹底解説!
2017/07/05
日本の三大祭の1つ「天神祭」。
関西の夏を盛り上げる1000年以上の歴史がある伝統のお祭りです。
平安時代の学者であり政治家でもある菅原道真(すがわらのみちざね)の霊をなぐさめるために始まりました。
ゆえに天神祭の花火は「奉納花火」といい、7月25日の19:30から約1時間20分の間に、約4,000発の花火が打ち上げられます。
例年の来場者数は約130万人と、なにわの水都祭を味わうために全国からお祭り好きが集まります。
ただ、花火の見えるエリアはとても広く、打ち上げ場所も2ヶ所あることから、どこで見れば良いのか迷ってしまいます。
そこで今回は、
「天神祭の花火を見るならココ!」と題し、花火がキレイに見える人気の場所や穴場など、さらに花火と屋台を楽しむ方法を見ていきましょう!
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天神祭、奉納花火の日程
2017年、天神祭の花火の日程は下記の通りです。
【打上げ時間】 19:30~20:50
【打上げ場所】
・桜之宮公園グランド(大阪市都島区中野1丁目)
・川崎公園(大阪市北区天満一丁目、造幣局横)
【雨天場合】 荒天は中止
【問合せ先】 06-6454-1199 天神祭奉納花火実行委員会
天神祭、花火の人気の場所
天神祭の花火がきれいに見える人気の場所は、大きく分けると4ヵ所になります。
①毛馬桜之宮公園周辺
②源八橋の東側
③大阪アメニティパーク(OAP)の川岸広場
④OAPレジデンスタワー東側の公園
花火がきれいに見える場所は、想像を絶するぐらいの大混雑になります。
特に、桜之宮公園の桜宮橋より北側エリアは超激戦スポットになり、身動きが取れなくなる場合もあるので注意をしましょう。
また花火が終わると同時に最寄り駅へ人の波が押し寄せ、電車に乗るのにもひと苦労です。
そのことも頭に入れて行動して下さいね!
花火の観覧場所として人気があるのは上記地図の赤色エリアになります。
それぞれの特徴と最寄駅を見ていきましょう!
毛馬桜之宮公園周辺
【地図位置】①
【最寄駅】JR環状線「桜ノ宮」駅 / JR東西線「大阪城北詰」駅
桜之宮公園はとても広く、比較的どの場所からでも花火が見えます。
そのため沢山の観客が押し寄せてくる人気スポットになっています。
多くの屋台が出ていますので、花火と屋台を同時に楽しみたい方にはオススメです。
ただ、見やすい場所を確保しようとすれば、早めの場所取りをして下さいね。
特に桜宮橋より北側の公園は、打上げ場所に近く迫力のある絶景ポイントとなるため、もの凄い人混みになることを覚悟しましょう!
また桜宮橋より南側の公園は京阪国道で北側の打上げ花火が見にくくなり、主に南側の花火を見ることになります。
源八橋の東側
【地図位置】②
【最寄駅】JR環状線「桜ノ宮」駅 または「天満」駅
打上げ場所に近いために、混雑必死の人気スポットです。
源八橋は毎年18時頃から交通規制がかかり、どんどん人が増えてきます。
見やすい場所を確保できれば、船渡御を見物しながら花火開始まで待機して下さいね!
大阪アメニティパーク(OAP)の川岸広場
【地図位置】③
【最寄駅】JR環状線「桜ノ宮」駅または「天満」駅 / JR東西線「大阪天満宮」駅 / 地下鉄「南森町」駅
対岸の打上げ花火が真正面に見えるので迫力満点!
そのため、花火開始前になるとスシ詰め状態になります。
ここの利点は階段に座って観賞できることですが、仕掛け花火は見にくいというデメリットも。
注意点として、シートによる場所取りは禁止されているので、早めに到着し場所の確保をしましょう。
OAPレジデンスタワー東側の公園
【地図位置】④
【最寄駅】JR東西線「大阪天満宮」駅 / 地下鉄「南森町」駅
この場所もOAPの川岸広場と同様に、花火の打上げ場所から近いために、迫力ある花火を見ることができます。
階段状の半円形広場になっており、座って花火を楽しめるため、早い時間帯から見物客であふれてしまいます。
早目の場所の確保が必要となります。
天神祭の花火の穴場スポット
人気の花火スポットは人混みで嫌だという方に、花火がキレイに見える割に人が少ない穴場的スポットを4ヵ所と、天神祭エリア外として、2ヶ所を紹介します。
①藤田邸跡公園前
②川崎橋の東側
③源八橋の西側公園
④都島橋周辺
⑤梅田スカイビル・空中庭園(エリア外)
⑥阪急32番街 空庭Dining(エリア外)
花火の穴場スポットは上記地図の赤色になります。
それぞれの特徴と最寄駅を見ていきましょう!
藤田邸跡公園前
【地図位置】①
【最寄駅】JR東西線「大阪城北詰」駅
隣接している桜之宮公園の一部となっている藤田邸跡公園は、大川の東岸エリアに位置しています。
花火がよく見える割に見物客が少ない穴場になります。
花火当日は桜ノ宮駅周辺に人が集まりやすいこともあり、最寄駅の「大阪城北詰」駅は比較的空いています。
花火終了後もスムーズに帰宅できる可能性があり、総評が高い穴場スポットです。
川崎橋の東側
【地図位置】②
【最寄駅】JR東西線「大阪城北詰」駅 / 京阪電鉄「天満橋」駅 / 地下鉄「天満橋」駅
この川崎橋は、打ち上げ場所から南側に位置し、歩行者専用の小さな橋になります。
そのため、他の人気スポットに比べ混雑もなく、ゆっくり花火を楽しめます。
ただ18時になると通行止めとなるので注意が必要です。
トイレも近くになることが嬉しいところです。
ビール片手に花火を堪能してみてはいかがでしょうか!
源八橋の西側公園
【地図位置】③
【最寄駅】JR環状線「桜ノ宮」駅 または「天満」駅
人気の源八橋の東側に比べ人が少ないですが、対岸の打上げ花火をきれいに見ることができます。
また屋台が立ち並ぶので、お祭りの雰囲気を十分味わえるスポットです。
花火と屋台を同時に楽しみたい方には、おすすめの場所になります。
都島橋周辺
【地図位置】④
【最寄駅】地下鉄「都島」駅 / JR環状線「桜ノ宮」駅
こちらの2つの橋は、桜宮橋や源八橋に比べ、ずいぶん人が少なくなり、
橋の上からは視界を遮る障害物も少なく、船渡御と花火の両方をゆっくり見物できる通好みの場所になります。
また大阪城のライトアップも遠く見えることもあり、おすすめスポットです。
梅田スカイビル・空中庭園
地上40階建て、海抜173メートルの超高層ビル。
屋上の展望フロアから見下ろす花火と夜景はとてもキレイです。
ただ、花火だけを目的にとお考えでしたら、花火は小さく見え迫力に欠けてしまうので、オススメではありません。
夜景&花火を楽しむデート向きのスポットです。
阪急32番街 空庭Dining
海抜100メートルからの眺望は迫力満点です。
梅田随一の眺望を楽しめる「空庭」では、いろいろな飲食店が入っているダイニングフロアです。
大きな窓からキレイな花火と夜景が一望でき、美味しいものを食べながらの花火を見るのもオツなものです。
ただ、花火が見えないお店もあるので、事前にご確認して下さいね!
花火メインというより、デート向きなスポットです。
いろいろとご紹介してきましたが、どの場所で花火を見るか決まりましたか?
皆さんが楽しむためにも、節度ある行動やマナーを守って下さいね!
天神祭の花火と屋台を楽しむ
天神祭ではたくさんの屋台が広い範囲で出店されており、屋台での食べ歩きも楽しみのひとつです。
花火だけではなく屋台も十分に楽しめる様に、屋台の情報も頭に入れておきたいものです。
天神祭の屋台が出ている場所は、大きく分けて4ヵ所になります。
②南天満公園
③大阪天満宮の境内
④天神橋筋商店街
①の桜之宮公園では、屋台も出店していますので花火も屋台も同時に楽しめる場所になります。
②~④他の場所では、その場所から花火が見えないため、屋台で食べ歩きを十分楽しんだ後に花火が見える場所に移動することになります。
それぞれの場所の特徴やおすすめコースなどの詳細を、
天神祭の屋台の楽しみ方で紹介しています。
良ければ参考にして下さいね!
天神祭の花火の注意事項
多少の雨天であっても天神祭の花火は行われます。(ただし荒天は中止)
花火が荒天のため中止となる場合は、各交通機関や商店街等でのアナウンスや掲示等により告知されます。
また当日は大混雑が予想され、交通規制がかかるエリアもあります。お車の利用は控えて公共機関をご利用下さい。
最後にひとこと
天神祭は日本の三大祭といわれるだけあって、大変な混雑が予想されます。
無計画に人の流れに乗って歩いてしまうと、どこへ向かって歩いているのか分からなくなってしまいます。
天神祭を堪能するにはきちんとした下調べが必要ですし、計画を立てて余裕を持って行動して下さいね!
また小さなお子さんもご一緒に行く場合は、超人気スポットに行くのではなく、屋台などで楽しみつつ、花火の雰囲気を味わえる様なスポットに向かわれた方が良いかと思います。
さあ、真夏の夜を彩る大阪天神祭 の「奉納花火」を思う存分楽しんで下さいね!
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