鯉のぼりは「いつ出していつしまう」?「何歳まで」?
2016/04/11
男の子の「出世」を願う鯉のぼり。
5月5日の空を泳ぐ鯉はとても気持ち良さそうですよね!
さて、男の子がいるご家庭で「鯉のぼり」を揚げる(飾る)場合、
いつから出して、いつまでに片づければ良いのでしょうか?
また何歳までするものなのでしょうか?
今回は、鯉のぼりの期間について見ていきましょう!
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鯉のぼりはいつから出して(飾って)も良いの?
鯉のぼりを揚げようとした時に
「ん?いつから出しても良いのかな?」
と悩んだことはありませんか?
まだどこの家も揚げていないのに自分とこだけ揚げちゃうと
「ココの家は気が早いな~」なんて思われるんじゃないかと心配したり…。
結局ご近所さんの様子をうかがいながら、うちもボチボチ立てようかみたいな感じで揚げているご家庭が多いそうです。
では、
「鯉のぼりを出すベストな日!」や
「この日以降に揚げなさい!」みたいなルールはあるのでしょうか?
ずばりっ!
そんなルールはないのです!!
「自由に鯉のぼりを揚げても良い!」が答えです(笑)
しかしこれでは余計に悩んでしまいますよね。
とのことで
「これぐらいから揚げるのが一般的ですよ~」
という目安を紹介しておきますね。
鯉のぼりを揚げる(飾る)目安
目安として
春分の日(3月20日前後)~4月中旬(20日前後)
です。
「3月末からOKなの?」と思うかもしれませんが、OKなのです!
と言うものの実際に鯉のぼりを揚げ始めるのは
桜の花見シーズンが終わってから(4月15日前後)が多いように感じます^^
あと大安じゃないとダメだとか日柄はあまりこだわらなくても大丈夫です。
それよりも天気の良い日にしっかり準備した上で設置する方が大切です。
バタバタした中で設置した為に、強風で倒れてしまった…なんてことはないように
安全第一を優先して下さいね!
そして遅くても1週間前(ゴールデンウィーク前)には揚げておきましょう!
鯉のぼりはいつまでにしまうの?
こちらも鯉のぼりをしまう日の決まったルールはありません。
よく使われる二十四節気の考え方でいうと
イベントは同じ節気内で完結した方が良いとのことで
端午の節句(5月5日)~小満(5月21日ごろ)の前日まで
になります。
ただ一般的には5月下旬までにとしているご家庭が多いです。
天気の良い日に、あわてず安全第一で片づけて下さいね!
来年も気持ち良く揚げることが出来るように
汚れが付いていたら、しっかり取り除いてからしまって下さい^^
鯉のぼりは何歳まで揚げるの?
子供が成長してくると「今年も鯉のぼりを揚げても良いの?」と考えちゃいますよね。
もう声変わりもして髭も濃くなってきているのに
鯉のぼりで祝うって感じでもないような…^^;
これに関しても、
何歳までといった明確なルールはありません。
ただ1つの考え方として、
鯉のぼりは子供の「立身出世」を願う昔からの習慣ですので、
昔でいう元服(げんぷく/男子が成人になったことを示す儀式)までという考え方があります。
通常元服は11~16歳の間に行われていたので、
今でいうと小学校まで、または中学校まででやめることになります。
その他に年齢で決めるのではなく
(何年も使ってきてボロボロになってしまった)
②設置するのに体力的なもの
(大きな鯉のぼりを設置するだけの力も人員もなくなった)
でやめるケースもあるかと思います。
特に何歳までといったものがありませんので
子供さんと話合ったり、ご家庭の事情を優先すれば良いかと思います。
鯉のぼりの期間のことを紹介してきましたが、
端午の節句のお祝いでは、桃の節句と違って「いつからいつまでに」の期間が明確には決まっておらず、
男子たるものそんな細かいこと気にせず大きく成長しろよ的なものがあるのでしょうか(笑)
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