運動会で速く走る方法!ロケットスタートでブッちぎる!
秋の運動会の季節になりました!
運動会のプログラムの中でも花形種目といえば、「かけっこ」や「徒競走」です。
足の速い子には見せ場ですが、走りの苦手な子には気の重い種目になります。
そんな走りの苦手な我が子に「頑張れ!」というだけでなく、的確なアドバイスで少しでも順位を上げることは出来るのでしょうか?
しかも走り方から練習している時間もない…。
それなら思い切って、スタートダッシュを決めることだけに特化してみるのはどうでしょう!
そこで今回は、
運動会で速く走るポイントの1つでもある、スタートをばっちり決める方法について見ていきましょう!
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運動会で速く走る方法
運動会が近づくと「運動神経が悪いから足が遅い」と諦めている子も中にはいるでしょう。
しかし短距離を速く走るにはコツがあります。
運動が苦手な子でも速く走れるように基礎的なトレーニングを積めば、自信がつくほど速く走れるようになります。
まず初めに、速く走るポイントを見てみます。
速く走る3つのポイント
短距離を速く走るには、基本的なポイントが3つあります。
こける寸前まで体重を前(前足)にかけ、いっきに駆け出す。
②走る時の姿勢
上からひもでつられているように背筋を伸ばし、顔は正面に向ける。
③腕の振り方
脇を締めてまっすぐに振り、手をあごの高さまで上げる。
もし運動会までに練習する時間がたっぷりあり、これらを意識してトレーニングすれば、確実に速くなります。
しかし、練習する時間がない場合、走るフォームを変えてしまうと逆に遅くなってしまうこともあります。
そこで、走力はそのままで1つでも順位を上げるには、上記ポイント①のスタートを決めるしかありません!
時間がなくても、スタートは短時間で習得でき、それに効果抜群です。
早速スタートをばっちり決める方法を見ていきましょう。
徒競走のスタートを決める!
もちろん走るメンバーによりますが、スタートがバッチリ決まると、そのままゴールになだれ込むことも出来ます。
スタートを決めるにはコツがあり、コツさえ掴んでしまえば、足の速い子を出し抜くこともできます。
さらに、スタートダッシュが決まるとメリットがいっぱいです。
ご自分が小学生の頃どうだったか思い出してみるとイメージしやすいかもしれません。
①先頭でコーナーに入ると、後ろから抜かされにくい。
②コーナーを抜けた最後の直線では、皆が体力を消耗していて抜かしにくい。
③後ろから抜かそうとしても、力が入ってスピードが乗らない。
④ゴール直前でも抜かされまいと気を抜かずに走りきれる。
④先頭で前に誰もいない光景が気持ちいい
などなど。
こんなにメリットがいっぱいなら、もうスタートダッシュを決めるしかありません。
逆に言えば、スタートさえ成功すると、「徒競走」ではかなりのアドバンテージを持つことになります。
では、スタート(スタンディングスタート)の方法を見ていきましょう!
ロケットスタートを身につける
まずは、スタートを解説している動画を見て下さい。
今までしていたスタートの方法とは大きく違うハズです。
この動画のポイントを書きだすと、
①「気をつけ」の姿勢から普段出している足を前に出して、しゃがみます。
②この時に、自分の前足のかかとに後ろ足の膝がくるようにします。
③その足の位置を動かさないように立ちます。
④前足の親指の付け根に80~90%の体重をかけます。
⑤出した足の反対側の手を前に出します。
⑥さらに、体重をかけて、前足のかかとが浮き上がるイメージでスタートの合図を待ちます。
この態勢でスタートの合図を待つのですが、
「ヨォ~イ……ドンっ!」の「イ」から「ドン」までの間隔を決めてしまわない方が良いでしょう。
理由は、スターターの合図が正確ではないからです。
ドンピシャのタイミングでスタートするよりも重要なことは、
合図と同時に頭から突っ込むようにスタートし、しばらくは体を起こさずに顔は下を向いたまま、腕を大きく振って走ることです。
これが出来れば、ロケットスタートの完成です!!
徐々に体を起こし顔を正面に向けた時には、横には誰も走っていないでしょう!
さて、スタートが成功したら次にすることがあります。
グランド半周コースの場合、コーナーに突入することになり、この第一コーナーでのポジション争いを制しなければなりません!
半周コースを攻略する
小学校3年生や4年生ぐらいになると、走るコースがグランドの半周になってきます。
スタートラインは、外側からスタートする子でも不利にならないように、斜めに引いていると思います。
スタートすると各自のレーン内を走り、しばらくするとオープンになるのが一般的です。
半周コースあるある
この半周コースでよくあるパターンが、
スタートで出遅れてしまい、レーンがオープンになった途端アウト側からかぶせられ、ぶつかるのが怖くて走りを弱めて失速、そのまま最下位でゴールしてしまうというものです。
そうならないためにも、スタートが大切であることはもちろん「強い気持ち」を持つことも重要です。
強い気持ちを持つ
スタートダッシュが決まった後は、
イン側でスタートしたなら、アウト側からかぶせてきても「インコースを死守する意思」または、アウト側でスタートしたならイン側の子に「かぶせていく度胸」が必要です。
半身でも前に出ているなら「譲らない!」または「かぶせていく!」そんな「気持ちの強さ」も重要になってきます。
スタートも決まり、コーナーも抜かれなく走り、さあ最後の直線です。
どんな結果になるのか楽しみですね!
もしかしたら、走ることの楽しさに目覚めるかもしれません。
最後にひとこと
運動会で速く走れる方法として、今回はスタートに注目した内容ですが、
コーナーを速く走る方法だったり、ゴール直前を速く走るコツなどを、親子で色々と考え練習するもの楽しいものです。
運動が得意な子もいれば、勉強が得意だったり絵が得意だったりと、その子の個性があります。
そんな子供たちが、青空の下でのびのびと体を動かし、声を出して仲間と応援するのが運動会です。
たとえナンバーワンになれなくても、一生懸命に走る姿はとても素晴らしく、オンリーワンであることは間違いありません。
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