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ハロウィンの起源は?かぼちゃのお化けや仮装をする意味は?

      2016/10/23

仮装パーティーが日本でも定着してきたハロウィン。
子供から大人まで、定番のお化けや人気キャラ、リアル動物系とこの日ばかりは思い思いの仮装を楽しんでいます。
このように現在では「仮装するイベント」という意味合いが強くなっていますが、仮装する意味だったり、何故かぼちゃのお化けを飾ったりするのかを疑問に思う人も多いはずです。
そこで今回は、そういった疑問を解決すべく、ハロウィンの起源を探っていきたいと思います!

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ハロウィンとは

ハロウィンの起源
ハロウィンは、11月1日に行われるキリスト教の「万聖節(ばんせいせつ)」の前夜祭です。

万聖節とは、キリスト教(カトリック)において、すべての聖人に祈りを捧げる祭日で、毎年11月1日に行われます。

今ではお菓子をもらいに近所の家を周ったり、お化けや人気キャラクターなどの仮装を楽しむイベントになっていますが、本来は秋の収穫を祝い悪霊を追い払う宗教的な行事でした。
でもどうして収穫祭や悪霊払いの行事が、今の仮装メインのハロウィンに変わっていったのでしょうか?

そこでまず初めにハロウィンの起源をひも解いていきましょう。
すると、ハロウィンに仮装をする意味やかぼちゃのお化けを飾る理由が見えてきます!

ハロウィンの起源

ハロウィンの起源は、紀元前までさかのぼり、古代ヨーロッパに住んでいたケルト民族の「サウィン (Samhain) 」という新年を迎えるお祭りだといわれています。
「サウィン祭」は、新年を11月1日として、その前日の10月31日に1年の終わりを祝っていました。
(※新年を祝う前夜祭で、日本でいう12月31日の大晦日です。)
このお祭りでは、新しい年を迎えるにあたって、その年の収穫を感謝し、火を焚き神にささげ、その火の周りを踊ったといわれています。いわゆる収穫祭です。
ハロウィンの起源
またケルト民族は、10月31日の夜にはあの世の門が開き、死者の霊がこの世に戻ってくると信じていました。
ただ死者の霊だけでなく、悪霊や魔物も一緒にやってきて、作物や家畜に悪さをしたり、人間の魂を取ろうとするのです。
そこで、収穫祭で神にささげた神聖な火を家に持ち帰ることで、家族を訪ねてきた死者の霊を招き入れ、逆に人間の魂を取ろうとする「悪霊」や「魔物」などは家に入ってこれないようにしました。
(※日本でいう「お盆」やその時に行う「迎え火」の考え方に似ています。)

このように「サウィン祭」は収穫を祝い悪霊を払うといった宗教的な行事だったのです。

その後「サウィン祭」は時代の流れと供にキリスト教に取り込まれ、新年を祝う前夜祭から11月1日に行われるキリスト教の「万聖節(ばんせいせつ)」の前夜祭に変わっていきました。

と同時に「サウィン祭」という呼び名も「ハロウィン」と変わっていくのです。

ハロウィンの語源

ハロウィンは、「サウィン祭」から発展しキリスト教の「万聖節」の前夜祭になったということが分かりました。
この「万聖節」はすべての聖人(せいじん)を偲ぶ日です。

聖人とは模範となるべき偉大なキリスト信者のこと

英語で「Hallow(ハロウ)」は「聖人」という意味があることから、「万聖節の前夜」のことを英語にすると「All Hallow Even」となります。
「All Hallow Even」は、いつしか短縮されて「Halloween」(ハロウィン)と呼ばれるようになりました。

仮装イベントハロウィンへ

19世紀に入るとアメリカへの移民によって「ハロウィン」がアメリカ全土で拡がりをみせます。
広い国土で拡がるうちに、収穫祭や悪霊払いといった宗教的な意味合いが薄れていき、仮装イベント「ハロウィン」として定着していくのです。
すると今度は、仮装イベントとしての「ハロウィン」がアメリカから世界へと拡まり、今日の形になったといわれています。

ハロウィンで仮装する意味

ハロウィンの仮装
ハロウィンで仮装する理由は、ハロウィンの起源となった「サウィン祭」におけるケルト民族の風習によるものです。
ケルト民族は、10月31日の夜に、あの世とこの世がつながり、人間の魂を取ろうとする「悪霊」や「魔物」などが家に入ってこないように神聖な火を家に灯しましたが、それ以外にも、魔物と同じ格好をして仲間だと思わせたり、怖い姿の人間を見せて退散させようとしました。
これが仮装をする始まりだといわれています。
本来の意味を考えると、悪魔や怖いお化けの仮装が王道となりますが、今では人気アニメキャラだったり可愛さを前面に出した仮装も登場し、仮装すること自体を楽しんでいます。
※仮装の仕方参照
黒猫さんに仮装するための猫メイク&衣装!
ピカチュウに仮装するためのピカチュウメイク&衣装!

かぼちゃのお化けは何?

かぼちゃのお化け
オレンジ色のかぼちゃに怖い顔を彫ったお化けもハロウィンのシンボル的な存在です。
このかぼちゃのお化けにキャンドルの灯りを入れ、ランタンにして飾っているのをよく見かけます。
でもどうしてかぼちゃ?なぜランタンにするの?と疑問に思うでしょう。
この理由もやはり「サウィン祭」におけるケルト民族の風習の名残りといわれています。
サウィン祭が収穫祭であったことから、秋に収穫された作物を供えていました。
その収穫物のひとつであるカブの中身をくり抜き、悪霊退散のために神聖な火を灯したことが始まりといわれ、怖い顔に彫ることも悪霊を怖がらせるためだったそうです。
その風習がアメリカに渡ると、カブにあまり親しみがないアメリカでは、たくさん採れるかぼちゃで代用したのです。

最終的に、「ジャック・オー・ランタン」の伝説が結びつき、かぼちゃのお化けが誕生し定着していきました。

ジャック・オー・ランタン

かぼちゃのお化けには名前が付いており、「ジャック・オー・ランタン」といいます。
日本語にすると「ジャックが灯す火」。アイルランドの伝説が由来になっています。
この伝説を簡単に説明すると、

その昔、ペテン師のジャックという男が、悪魔をだまして自分を地獄に落とさないように約束させるのです。
その後、彼は年老いて死ぬのですが、生前の悪事から天国に行くことが出来ません。
しかし、悪魔との約束で地獄へも行けなくなったジャックは、明かりを灯したランタンを持ち、この世とあの世をさまよい続けることになったというお話です。

以上のように、
ハロウィンのイベントは起源でもある「サウィン祭」が深く関係しているのでした。

最後にひとこと

ハロウィンの夜にリンゴを食べると、将来の結婚相手が分かるという伝え話があります。
その方法は、ハロウィンの真夜中にリンゴを食べその様子を鏡に映すだけ。
すると、鏡に将来の結婚相手がうつるというものです。
ただし、決して振り向いてはいけないのです!
振り向いた途端…(キャーっ!!)
ご興味がある方は試してみては?
でも…真夜中に自分以外の誰かがうつると…恐怖でしかないですよね(苦笑)

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