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浴衣でお出掛け!下駄で歩いても足(指)が痛くならない方法!

   

夏といえば、浴衣でお出掛けするイベントが目白押し!
花火大会、夏祭り、盆踊りなど日本の夏を思いっきり楽しむには、浴衣は必須アイテムの1つです。
浴衣姿でカランコロンと下駄の音を響かせれば、とても風情があり、和の良さを感じます。

でも下駄で歩くのって何となく不安になりませんか?
その不安感って…。
そう!歩いているうちに「ヒリヒリ」が襲ってくる「鼻緒ずれ(靴擦れ)」になるかもという不安です。
痛くなってしまってはテンションも下がるし、どうしても痛さでうつむいてしまいます。
これでは、凛とした姿勢でこそ可愛い浴衣姿が台無しになっちゃいます。
せっかく浴衣を着たのだから、ずっと笑顔で楽しみたいものです。

そこで今回は
下駄で歩いても痛くならない方法を紹介していきます。

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下駄で歩いても痛くならない方法

下駄でも痛くならない
浴衣姿で下駄の音って、夏の風物詩ですよね。(最近はゴム底で音がしないものが多いですが…。)
でも買ったばかりの慣れない下駄で長時間歩くと、間違いなく足が痛くなってきます。
いわゆる「鼻緒ずれ」(※靴擦れと同じようなもの)です。
この痛さを経験した人も多いと思いますが、どんどん痛みが増してきて歩くことが苦痛になってきます。
「もう、どうにかならないの?」と思う人も多いでしょう。
そこで、痛くなる原因とその改善策を見ていくことにしましょう!

下駄で痛くなる原因と改善策

足が痛くなるのはその下駄に慣れていないからと諦めていませんか?
もちろん新しい下駄に足が慣れていないこともありますが、足(指)が痛くなる原因は主に3つあります。

①下駄が足にあっていない
②下駄の履き方が悪い
③下駄での歩き方が悪い

では、それぞれの原因、そして改善策を見ていきましょう!

下駄が足にあっていない

下駄を自分の足に合わせて買った人は、下駄を履いた時にフィット感があると思います。
しかし、多くの人は通販や店頭でセットになった下駄を購入しており、フリーサイズのものを履いています。
これだと下駄が足のサイズにあっていないことが多く、歩くときに足の至る所で擦れが起こってしまいます。

改善策その1

下図のように、下駄のサイズは、下駄から踵(かかと)が2~3cm出ていれば適切とされています。
かかとを出す
サイズも大切ですが、下駄と足を固定する鼻緒の役割は重要です。
まず買ったばかりの鼻緒は固いので、引っ張ったりネジったりして、自分の足にフィットするように柔らかくして下さい。
フィットすることで摩擦が少なくなるので鼻緒ずれが軽減されます。
稀に前坪がビニールで出来ているものがありますが、摩擦が大きく痛くなりやすいため、止めておいた方が良いでしょう。

もしこれから浴衣を購入される様でしたら、下駄もセットされたものを買うのではなく、下駄だけでも自分にあったものを選ぶという選択も良いでしょう。
実際に履いて自分の足に合わせた下駄は、指を通した時の感触が違います。
少し値段は高くなりますが、何度も浴衣でお出掛けすることを考えれば、良い買い物になると思います。

下駄の履き方が悪い

よく見かけるのが、下駄をビーチサンダルのようにズボっと指を深く入れた履き方です。
これでは、歩くたびに前坪と指の股が擦れてしまい痛くなります。

改善策その2

足の親指と人差し指の間に、前坪を引っ掛けるように入れます。
前坪と指の股の間に小指が入るぐらいがちょうど良いのです。
下駄と指の股
それに昔から、足の指で「つまむ」感じが色っぽいとされています。

下駄での歩き方が悪い

浴衣を着て下駄で歩く場合は、普段の歩き方では綺麗に見えないですし、大股で歩くと荷重の移動が大きくなり擦れが起こりやすくなります。
また後ろ体重で下駄底を擦るように着地すると、かかとが痛くなることもあります。

改善策その3

下駄を履いて歩く時は、前重心が基本です。
足を前に出すというより腿(もも)を上げて、下駄の底全体で着地するイメージ。
そして、歩幅を狭くしてチョコチョコといった感じで歩くと擦れが少なく痛くなりにくく、また上品に見えます。

以上の改善策を行うことで、痛くなることは少なくなりますが、万一に備えて、予防しておけば万全です!

痛く(鼻緒ずれ/靴擦れ)ならないように予防する

上記のように痛くなる原因を改善すれば、鼻緒ずれを起こすことも少なくなります。
しかし絶対ではありませんので、念のために予防しておいた方が安心です。
その予防方法は大きく分けて、

①足を慣れさせる
②痛くなる場所を保護しておく

この2つの方法が考えられます。

足(指)を慣れさせる

まず、鼻緒を柔らかくすることが重要です。
買ったばかりの鼻緒は芯があり固いので、引っ張ったり揉んだりして鼻緒を柔らかくします。
これだけでも足に馴染み、フィット感が違ってきます。
そして、いきなり本番のお出掛けではなく、何度か履いて歩くといった予行演習をすることも大切です。

痛くなる場所を保護しておく

まず頭に浮かぶ方法として、「絆創膏」を貼る!
誰もが知る定番中の定番ですよね。でもこれが1番手軽で即効性もあり便利です。
事前に痛くなる場所に貼っておいて、さらに予備で何枚が持っていくと良いでしょう。
絆創膏は目立ちにくく摩擦に強いものがベストです。
「バンドエイド」のマメ・靴ずれブロックは、薄くて柔らかいクッションがついており、長時間歩いても安心です。
また、前坪に取り付け、指の間の擦れを軽減するジェルパッドも有効です。
この時期だとドラッグストアーでも購入出来るので、試してみる価値はあります。

最後に、もし痛くなった場合も見ておきましょう!

もし鼻緒ずれ(靴擦れ)になった場合

下駄を履いて歩いていて「あれ?これって」と思ったら、すぐに絆創膏を貼るとずいぶん違います。
まだそんなに痛くないからと我慢して歩いていたら、ドンドン痛みはひどくなっていきます。
こうなると、せっかくの楽しい時間が辛い時間に変わってしまいます。
「あれ?」と思ったら「絆創膏」ですよ(笑)

運悪く、鼻緒ずれ(靴擦れ)になってしまったら、ちゃんとケアしましょう!
ヒリヒリから水ぶくれになってしまうことがありますが、決して針で潰しちゃダメですよ。
そのまま絆創膏を貼っておくと、1週間もすれば治ります。
我慢しきれず潰してしまうと雑菌が入り化膿することもあります。
最悪、完治しても跡が残ることもありますので気をつけて下さいね。

すでに水ぶくれが破れてしまっていたら、破れた皮をハサミで綺麗に取り除き、消毒して絆創膏を貼りましょう。

最後にひとこと

下駄で快適に歩くには、事前の準備と予防が大切になります。
一度痛くならないコツをつかむと、下駄を履くことに不安がなくなり、もっと浴衣を楽しむことができます。
また自分が大丈夫でもお友達が痛くなってしまっては、可哀想ですよね。
ぜひ一緒にお出掛けするお友達にも教えてあげて、皆で日本の夏を楽しんで下さいね!

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