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柏餅を授乳中に食べても大丈夫?乳腺炎になりやすい?

      2016/04/11

端午の節句のお祝いに出てくる和菓子「柏餅」。
お餅が柏の葉に包まれ、白と緑の彩りがきれいで季節を感じさせる和菓子ですよね!
濃い目のお茶で柏餅を「パクリ」。
なんとも言えない幸せな瞬間です。

さてさて、
母乳で育児をしているお母さんにとって、授乳中に「柏餅」を食べても大丈夫?と気になるところですよね。
特に乳腺炎になりやすいお母さんには、食べた後に「しまったー!!」とならないように、
授乳中の「柏餅」についての注意点やおすすめの食べ方などを見ていきましょう!

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授乳中に柏餅を食べる時の注意点

baby

授乳中に柏餅を食べる際の注意点ですが、
まず、乳腺炎になっている又はなりやすいお母さんは、柏餅を食べるのを控えるか、ほんの気持ち程度にしておく方が無難だと思います。
というのも、
洋菓子などに比べれば、低カロリーな食べ物になりますが、「柏餅のカロリー」は100g206kcalもあります。
つまり1個(80g)あたり165kcalになります。(※大きさにもよります)
分かりやすくいえば、子供茶碗での白ご飯1杯分に相当していることになり、大好きだからとパクパク食べちゃうとあとで大変なことになります。

あと食物アレルギーについてですが
柏餅には、小麦、卵、乳製品は含まれていません。
しかし大豆アレルギーをお持ちのお母さんは、あんこの原材料である小豆に反応する場合もあるので気をつけてもらえればと思います。

では具体的に
柏餅を食べた時、母乳にどんな影響があるのか見ていきましょう!

授乳中に柏餅を食べた時の母乳への影響

甘いもの(お菓子)が食べたくなった時には、
「和菓子が良い!」
と聞いたことがあるかと思います。

その主な理由は

①洋菓子に多く含まれているバターや油脂が少ない
②豆類(小豆)は母乳に優しい食品である
③添加物が少ない

といわれています。

ただ、和菓子(大福など)の材料になる「もち米」は、母乳の分泌が活発になり、場合によっては乳腺炎を起こしやすくなるので気をつけて下さいね!

では本題の「柏餅」はどうでしょうか!?
「皮(お餅)」と「あんこ」に分けて見ていきます。

柏餅の皮(お餅)

皮の部分はうるち米の粉(上新粉)と、もち米の粉(白玉粉)を混ぜ合わせて作られています。
うるち米に比べればもち米の比率は少なくなりますが、もち米が含まれていることに気をつけたいです。
この「もち米」は母乳の分泌が活発になったり、高カロリーのために食べ過ぎると母乳の濃度が濃くなってしまうことがあるので注意して下さいね!

柏餅のあんこ

「あんこ」の原材料の小豆は、母乳にはとても良い食品になります。

小豆が母乳に良いとされる理由は

①血液をサラサラにし、母乳の詰まり予防に効果的である
②便秘改善の食物繊維が多く含まれている
③貧血予防の鉄分が豊富である
④疲労回復に効果がある「ビタミンB1」が含まれている
⑤むくみ改善に効果的な「サポニン」が含まれている

ただ、「あんこ」には大量の砂糖が使われているので、
小豆が良いからと「あんこ」を食べ過ぎると「ドロドロ母乳」になる危険があります。

以上のことから
授乳が問題なく出来ているお母さんでしたら、
授乳中でも柏餅を楽しむ程度に食べることは大丈夫だと思います。
ただ最終的にはご自分の体調と相談して下さいね。間違っても食べ過ぎはNGですよ!

少し余裕があるお母さんには
柏餅をご家庭で手作りされることをおすすめしておきます!

手作り柏餅がおすすめな理由は?

ネットで柏餅の材料をそろえられることもあり、母乳育児中のお母さんでも手軽に柏餅を作ることができます。
手作りで柏餅を作るメリットは、
もち米を使わず、うるち米の粉(上新粉)のみで皮を作ったり、「あんこ」も砂糖を少なめにするなど、低カロリーの「母乳ママ専用柏餅」を作れることです。
さらに余計な添加物も入っていない母子ともに優しい柏餅になります^^

ご興味がある方は、クックパッドなどで紹介されているので、検索してみて下さいね!

最後に

せっかくの端午の節句のお祝いです。
ただでさえ育児に疲れてイライラしがちなお母さんが、食べたい気持ちを我慢しすぎてさらにイライラしてしまうと、その気持ちが赤ちゃんにも伝わってしまい、とても不安な気持ちになってしまいます。
周囲の協力を得ながら決して自分1人で抱え込まないようにし、母子ともに楽しく過ごして下さいね!

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