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七五三のお日柄問題を解決!【仏滅・赤口】でもお参りをして大丈夫?

      2016/11/16

七五三の参拝日はもうお決まりでしょうか?
基本的には、11月15日を中心にご家族の都合を考えて日程を組んでいくかと思います。
ただ、お日柄を気にしない方でも、その日が仏滅だった場合には日にちの変更を考えたり、できれば「大安」の日を選びたいとお考えではないでしょうか。
このように何となく気になってしまう「大安」や「仏滅」とは、どんな意味があるのでしょう?
そこで今回は、
大安や仏滅といったお日柄とはどういうものかを理解し、七五三のお参りとお日柄との関係性について見ていきましょう!

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七五三のお参りとお日柄

仏滅に七五三
お日柄を表す言葉として「大安」や「仏滅」はご存知だと思います。
この「大安」や「仏滅」というのは、「六曜(ろくよう)」と呼ばれる6種の運勢の1つになり、その日の吉凶を表したものです。
(※「大安」や「仏滅」以外には「先勝」、「友引」、「先負」、「赤口」があります。)
つまり、お日柄の善し悪しは、六曜での善し悪しを意味していることになり、今回のテーマである七五三のお日柄について考えていくには、この六曜を理解することが必須となります。

六曜とは

六曜とは、その日の運勢を表す「先勝」、「友引」、「先負」、「仏滅」、「大安」、「赤口」の6種のことです。
この6種の運勢にはそれぞれ異なった意味があり、その日の行動についてアドバイスしています。

歴史的には、もともと中国発祥の時刻の吉凶占いが、鎌倉時代後期~室町時代に日本へ伝わったと言われています。
時代の流れとともに日本版の吉凶占いと変化し、江戸時代には、庶民の間でも用いられるようになりました。
明治時代に入ると、信ぴょう性に欠けることから六曜を使うことを禁止しましたが、完全に廃止されることなく、今日では社会生活に浸透しており、主に冠婚葬祭の日取りを決める際に用いられるようになりました。

次に、六曜をどのようにして決めているのかを見ていきましょう!

六曜はどうやって決めているの?

「今日は大安!」のように、その日の運勢はどのようにして決めているのでしょうか?
もしや…超カリスマ占い師が決めている?なんてことはありません。
実際には、非常に簡単な2つのルールで、六曜を日にちに落とし込んでいるのです。

ルール①「六曜の順番」

六曜は、「先勝」⇒「友引」⇒「先負」⇒「仏滅」⇒「大安」⇒「赤口」と順序が決まっていて、「赤口」までいくと「先勝」に戻り、これ繰り返します。

ルール②「各月(旧暦)の1日の六曜」

下の表のように、各月の1日はその月に対応する六曜からスタートすると決められています。

1月・7月 2月・8月 3月・9月 4月・10月 5月・11月 6月・12月
先勝 友引 先負 仏滅 大安 赤口

例えば、11月1日は大安、12月1日は赤口と決められています。
各月のスタートする六曜が決まれば、ルール①の順番で日にちに振り分けていくだけです。
(※旧暦に対して振り分けていますので、現在の新暦にした際に順序のずれが発生する箇所があります)

このように、簡単なルールで六曜が決められているために、分かりやすさはあるものの、裏を返せば、信ぴょう性に欠けることから、公共機関や自治体が発行するカレンダーには六曜を記載することを控えています。

六陽と神社・お寺の関係は?

七五三で参拝する神社やお寺と六曜には何か関係があるのでしょうか?
実際、仏滅の日には参拝客が少なくなる傾向があり、多くの方がお日柄(六曜)を気にしていることが分かります。
しかし、六曜との関係について述べている神社では、神社と六曜には何ら関係なく、「仏滅の日でもお参りを控える必要はない」とハッキリ答えています。
また、お寺は仏様を祭っており仏の教え(仏教)を説くところです。
その仏教の開祖であるお釈迦さまは永遠不変の真理を説いており、六曜などの占い自体を禁じています。

このように神社・お寺ともに六曜とは無関係であると言えそうです。

六曜を全く信じなくて良いの?

以上のことから、七五三では、お日柄の善し悪しを神経質に考えなくても大丈夫でしょう。
ただ、一方では六曜を信じている方、または気にされている方が多いのも確かなことです。
冠婚葬祭をはじめ、社会生活の中で広く用いられていることからも軽視することは出来ません。
六曜を信じる、信じないと2択にするのではなく、こういった社会習慣を理解し、その時その場に応じて適切な行動をとることが大切だと思います。

六曜を重んじて七五三のお参りする場合

七五三のお参りには、お日柄を気にしすぎる必要はないのですが、ご年配の方やお日柄を気にされる方も参加される場合には、そのあたりを配慮してあげた方が良いかもしれません。
また、我が子の大切な祝い事ということで、お日柄を軽視しないでおこうとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
でも、都合により「大安」に参拝できないこともあるかと思います。
そんな場合には、六曜に「吉」とされる時間帯が決まっているので、その時間帯にお参りすると良いでしょう!
では、それそれの六曜での吉とされる時間帯を見ていきましょう!

先勝に七五三のお参り

午前中は吉で、午後は凶です。
お参りに行くなら、午前中に済ませましょう。

友引に七五三のお参り

朝晩は吉、正午のみ凶です。
正午の時間帯にお参りしないようにしましょう。
午前中が混みそうなら、午後からのお参りを考えて下さい。

先負に七五三のお参り

午前中は凶、午後は吉です。
お参りは午後から行く方が良いでしょう。

仏滅に七五三のお参り

何事もうまくいかない日です。
祝い事はつつしむべきとされていますので、日にちの変更を考えてみてはいかがでしょう。

大安に七五三のお参り

「大いに安し」の意味で吉日です。
終日、縁起の良い日なので祝い事にもってこいの日です。

赤口に七五三のお参り

正午のみ吉。血を連想するため、祝い事は大凶になります。
正午にささっとお参りする、またはこの日のお参りは止めておきましょう。

最後にひとこと

物事の考え方に、良いことはそのまま受け取り、悪いことはポジティブに考えるという思考方法があります。
「今日は大安だからいっぱい良いことありそう!」と考えていれば、確かに良いことがありそうだし、悪いことがあったとしてもポジティブにとらえることで、次は良いことが起こりそうな気がしてきます。
これが運を引き寄せる鉄則とも言われています。
たとえば、七五三の参拝日が仏滅の場合でも、
「仏滅でお参りにくる人が少ない分、神様の御守護がいっぱい受けることができる」とポジティブに考えれば、何か得な気分になってきます。
この世はすべて「ものは考えよう」なのかもしれませんね。

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