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日本橋べったら市!絶品べったら漬けで運を引き寄せよう!

      2016/10/19

東京日本橋の秋の風物詩といえば、「べったら市」。
正式名称は「日本橋恵比寿講べったら市」といい、宝田恵比寿神社を中心に毎年500軒もの屋台が立ち並び、べったら漬けを求めるお客さんで賑わいます。
もともと日本橋は江戸幕府の城下町として栄え、五街道の起点であったために、全国からいろいろな品物が集まる流通の要所でした。
モノが集まれば人も集まり、そして商売の町へと発展し、たくさんの名店が生まれました。
今もその当時から続く老舗店が多く残っており、トレンドに流されることなく日本橋にドンと根付いています。
そんな魅力ある日本橋で毎年10月19~20日に「べったら市」が開催され、地元の人だけでなく観光スポットして全国から多くの人が訪れ、大いに盛り上がっています。
そこで今回は、
江戸っ子も心躍る日本橋べったら市とはどんなお祭りなのかを見ていきましょう!

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べったら市とは

べったら市の日程
べったら市の起源は、江戸時代の初期までさかのぼります。
当時、恵比寿講(えびすこう)といわれる(商売繁盛の神様である恵比寿神を祭る)行事が10月20日に行われていました。
その前日には、お供え物(魚や野菜、神棚など)を売るために、宝田恵比寿神社前で市が開かれ、これが「べったら市」の始まりだといわれています。
そして、その市に「べったら」という名が付いた理由は、大根を麹とアメで漬けこんだ「べったら漬け」がよく売れたからだとされています。

恵比寿講について
旧暦10月は、全国のすべての神さまが出雲大社に集まるといわれており、各地では「神さまがいなくなる月」とのことから、10月を「神無月(かんなづき)」と呼んでいます。(※出雲地方だけは神在月という)
しかし、七福神のひとりである恵比寿さまだけは出雲に行かず留守番をするのです。
そこで留守を預かる恵比寿さまを慰めるために、商いの神さまとして厚く信仰していた商売人が中心になり、盛大なお祭りを行ったことが「恵比寿講」なのです。

今では、宝田恵比寿神社界隈に「べったら漬け」を中心とした多くの屋台が並び、たくさんの人で賑わうお祭りとなりました。
地元の人いわく、このお祭りがこないことには秋を実感できないと言うほど、地元に密着した伝統ある秋祭りなのです。

では、この「べったら市」での主役である「べったら漬け」について見ていきましょう!

べったら漬けとはどんなもの?

べったら漬け
べったら漬けは、大根を麹で漬けたお漬物で、ほのかな甘味とコリコリした食感が特徴的です。
もともとは、恵比寿講の前日開いた市で、周辺農家の大根を麹とアメで漬けこんで売ったことが始まりといわれ、今では江戸時代から続く伝統ある東京の名産品となっています。
「べったら」の語源は、大根の表面についている麹の「べとべと」している様子だといわれています。
江戸幕府の第15代将軍徳川慶喜公も好んで食べたという歴史あるお漬物なのです。

べったら漬けの作り方

①大根の皮を厚目に皮をむく。
②まず、大根を塩で漬ける(下漬け)
③下漬け後、麹、砂糖をふりかけ、重石をする(本漬け)
④2週間ほど漬け込めば完成。
麹の状態が重要で、麹を固めの甘酒にして用いると甘味が強くなります。

宮内庁御用達のべったら漬け

べったら漬けは、歴史が古く江戸・東京の人々に愛され続けてきました。
その中でも有名なものは、宮内庁御用達といわれる「東京新高屋」のべったら漬けです。
昭和32年には昭和天皇へ献上されており、そして昭和40年になると宮内庁に納めるようになりました。
現在、東京新高屋の「東京べったら漬け」は、東京のお土産推奨品となっているほどです。
ご興味がある方は、べったら市にも出店していますので、宮内庁御用達のお味を楽しんでみてはいかがでしょう!

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べったら市の日程

【開催日】2016年10月19日(水)、20日(木)の2日間
【開催時間】12時~21時
【会場】宝田恵比寿神社(東京都中央区日本橋本町3丁目10-11)周辺
【交通】最寄駅:
 ・東京メトロ日比谷線「小伝馬町駅」
 ・JR総武線新「日本橋駅」
 ・都営新宿線「馬喰横山駅」
 ・都営浅草線「人形町駅」
 ※当日、周辺道路は混雑が予想されており、公共機関でのご来場をおすすめします。
【お問合せ】日本橋大伝馬町一之部町会青年部

べったら市の楽しみ方

べったら市は、例年10月19日、20日の2日間で約10万人もの来場者がある秋のお祭りです。
出店している屋台の数は400~500軒と屋台の多さに圧倒されます。
そんな「べったら市」での楽しみ方を見てみましょう!

べったら漬けの食べ比べ

各お店によって食感やお味は違い、試食をしながら自分好みの「べったら漬け」を探すのは楽しいものです。
お客さんによっては、ここの「べったら」はお酒のアテ用で、こっちは、ごはんのお供用と使い分けるベテランの方も多くいらしゃいます。

屋台で食べ歩き

べったら市のすべての屋台が「べったら漬け」を売っているわけではなく、焼きそばやフランクフルトなど定番屋台も並んでおり、食べ歩きファンがぞくぞくと集まってきます。
なかでも、洋食「小春軒」や鰻の老舗「伊勢定」など、日本橋界隈の名店も出店しており、普段では味わうことの出来ない名店の味(屋台バージョン)を堪能するもの良いでしょう!

神輿や盆踊りを楽しむ

べったら市が開催される19日の夜にはメイン通りで神輿。
20日には盆踊り(18時~予定)なども行われ、お祭り好きな江戸っ子も楽しめるお祭りになっています。

最後にひとこと

大いに盛り上がる日本橋恵比寿講べったら市。
べったら漬けの屋台を覗くと威勢のいい声で売り込んできます。
お店の人とのやり取りが出来るものこのお祭りの良いところ。思わぬオマケをしてくれる屋台もあるのだとか。
そして秋といえば「さんま」ですよね。この焼きさんまに、ゆず風味のべったら漬けが相性抜群なのです!
ぜひお試し下さいね!!
最近ツイてないと感じる方は、運がべったりと付くといわれる「べったら漬け」でラッキーを引き寄せてみては!?  

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