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十五夜に団子を供えよう!風情を感じる月見団子の数や並べ方!

   

秋の風物詩といえば、十五夜の「お月見」です。
夜空に浮かぶ中秋の名月を眺めていると、気持ちが鎮まり、なんとも言えない風情を感じます。
ただお月さまを眺めるのも良いのですが、やはり「月見団子」などのお供え物があれば雰囲気もグッと上がります!
そこで今回は
十五夜に団子を供えると題し、月見団子を供えるタイミングやお団子の数、並べ方をご紹介していきます!

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十五夜に団子を供えよう

十五夜の団子
もともと中国の行事だった月見が、日本に伝わってきたのは平安時代。
当時のお月見は、貴族の行事として、歌を詠んだり、酒宴を楽しんだりしていました。
ところが、江戸時代に入り庶民に拡がると、秋の収穫祭へと発展していくのです。
無事に収穫できたことに感謝し、来年も豊作になるようにと、お月様にお団子やお酒、秋に収穫された作物がお供えしました。
特に、お米の収穫は重要だったため、米粉で作ったお団子をお供えして、お米の豊作を祈願したのでした。

このように時代とともに変わってきた十五夜。
時代や意味合いが変われど、昔の人たちも同じお月さまを見ていたと思うと感慨深いものがありますね。

十五夜の意味を詳しく書いた記事、「十五夜の意味は?どうして団子を食べてお月見をするの?」もどうぞ!

月見団子の供え方

月見団子を供える際に必要なものは、①お団子 ②白い和紙 ③三方の三点です。
ご用意するお団子の数は15個または12個。
三方がなければ、お盆やお皿を代用しても大丈夫です。
供え方は下の図のように、三方の上に白い和紙を敷き、その上にお団子を並べていきます。
月見団子の供え方

三方の向き(置き方)

三方は、お供え物を乗せる部分(折敷/おしき)と台の部分(筒胴/とうどう)で出来ています。
台には三面に穴が空いていますが、穴が空いていない面を神様に向けることから、お月見でも同様に、穴が空いていない面を月に向けて置いて下さいね!(※折敷と台が分離するタイプの場合、折敷の継ぎ目を神様に向けるのは失礼なので、継ぎ目が手前になるように置きます)

和紙の敷き方

三方の上に敷く白い和紙は、一般的には奉書紙(ほうしょがみ)や半紙などを使用します。
和紙の敷き方は、
①長方形の紙を三角に折って敷く(中折り紙)
②正方形の紙の角を三方の角に対し45度ズラし端を垂らして敷く
③長方形の紙のそのまま敷く
などがあります。

地域の風習や家のしきたりがなければ、三方の大きさや紙の大きさ、乗せるお団子の数によって敷き方を変え、お供え物の見栄えが良くなるように敷きましょう。

月見団子の並べ方(積み方)

月見団子の数によって並べ方(積み方)が変わってきます。
お団子の数には、2つの考え方があります。
①十五夜の15から15個とする
②年間の満月の回数から12個とする
(※うるう年は13個)
一般的には、15個を並べていることが多いそうですが、地域の風習などによって個数は異なります。

月見団子の並べ方は

15個の場合
 一段目は9個、二段目は4個、三段目は2個
 三段目の2個は、正面に向かって縦に2個並べるのが一般的です。
12個の場合
 一段目は8個、二段目は3個、三段目は1個
 または、一段目は9個、二段目は3個の場合もあり

月見団子の並べ方
お団子は、米粉で簡単に作れます。お子さんと一緒に作るのも楽しいと思います。
月見団子を供えて、お月様に日頃の感謝の気持ちや願いを伝えて下さいね。
その後、供えたものを食べることで、それらを身につけることができるといわれています。

月見団子を供えるタイミング

お供えをする決まった時間はありませんが、月が出てくる時刻までに供えることが多いようです。
お住まいの地域によって、月の出る時間は違ってきますが、今年(2016年)の東京での十五夜の月出時刻は、16:50時頃になります。
お住まいの月の出の時刻は⇒こちらで計算できます。
ご自宅でお団子を作る場合は、それまでにご用意して下さいね!

月見団子を供える場所

月見団子などのお供え物は、月の見える方角に向けて並べます。
もしマンションなどの集合住宅にお住まいの場合、ベランダの方角によっては月が見えないこともあります。
そういった場合は、外が見える窓際でOKです。
まだ月が出ていない時間帯からご準備する際は、当日の月は東の方角から昇り、西に沈むことを頭に入れて、セッティングすると良いでしょう。
時刻や地域によって、月が見える方角や角度が変わってくるので、詳しくは、月の位置計算でご確認下さいね!

月見団子以外のお供え物

月見団子だけでも風流な雰囲気を味わうことは出来ますが、お団子以外にもお供え物を飾ると、さらに秋の雰囲気が出ます!
お団子以外のお供え物はどんなものがあるのでしょうか?
十五夜は、月の観賞の他にも秋の収穫に感謝する意味もあり、地域のよっては里芋やサツマイモなどのイモ類を供えることから「芋名月」と呼ばれることもあります。

お団子以外のお供え物

【草花】すすき、秋の七草(ナデシコ、ハギ、キキョウ、オミナエシなど)
【野菜】里芋、サツマイモ、枝豆、かぼちゃ
【果物】秋の果物(栗、ぶどう、りんご、梨など)
【お酒】日本酒

ススキなどの草花は花瓶にさして飾り、野菜や果物は、カゴやザルに盛ると良いでしょう!
ちなみにススキを飾る理由は、お米(稲穂)の実りを連想させるからで、豊作を祈ったものです。
十五夜のお供え物

最後にひとこと

十五夜などの昔から続く伝統行事に触れることは、とても心が豊かになります。
また伝統行事を体験することで、その背景にどんな意味が込められているのか興味が湧いてきます。
そうして、和の心が育っていくのだと思います。
ぜひ、今回の十五夜は、ご家族で月を眺めて秋の風情を肌で感じてもらいたいです。
当日、きれいなお月さまが見れると良いですね!

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